【iPhone SE】から【iPhone XS】に乗り換えて、3ヶ月間じっくり使ってみた結果(その2)
【iPhone SE】ユーザーであった私が【iPhone XS】に乗り換えて、3ヶ月じっくりと使ってみました。
結論
私は【iPhone XS】に乗り換えて良かったと感じています。
まずはネガティブ要因、SEからのXSに変えるときの懸念点についてまとめていきます。
XSにして良かったと思うところは「その3」にまとめてみました。
乗り換えの背景を知りたい方は 「その1」の記事を覗いてみてください。
iPhone SE から XS へ乗り換えるときの懸念点
後継機となるSE2の発売を夢見ていましたが実現はされず、SEの調子も悪くなってきていたためXSへの乗り換えを決めましたが、やはりいくつかの懸念点がありました。
- 価格
- サイズ感/使用感
- ホームボタンの廃止/Face ID
- カメラのでっぱり
- イヤホンジャックの廃止
iPhoneの価格は高騰している
まずは価格について。
現状のラインナップとしては以下が正規価格のようです。(*コンパクトスマホからの乗り換えというテーマですので、Plus・MAX機は検討外としています)
・2018年9月
iPhone7(32GB) ¥50,800 (税別)
iPhone8(64GB) ¥67,800 (税別)
iPhoneXR(64GB) ¥84,800 (税別)
iPhoneXS(64GB) ¥112,800 (税別)
・2016年3月
iPhoneSE (16GB) ¥52,800 (税別)
こうやって比較すると改めて、現在のiPhoneがとても高いように感じます。
単純にSE→XSで考えると倍以上の価格に跳ね上がるので、本当にそれだけの価値があるのか?と踏みとどまってしまうのも無理ありません。
価格についてはしっかり価値を感じ、価格以上の価値がある(使いこなして発揮できる、価値付けができる)のであればさほど問題ではありません。
5万円でもその価値を感じないのであれば高いですし、10万円でもそれ以上の価値を感じるのであれば安いのです。
私の記事が少しでも価値付けの参考になれば幸いです。
iPhoneの画面サイズは大きくなっている
さて、ここからがSE→XSに乗り換えることによってどんな影響を受けるのか、本題に入っていきますと、SEユーザーの最重要ポイントは、片手で簡単に画面全体をタッチできるサイズ感ではないでしょうか?
結論から申し上げますと、XSでの片手だけでの全操作は、ほぼほぼ不可能になります。非常に残念なところですが、どうしても片手だけで全ての操作をしたいという方にはXSをオススメできないでしょう。
片手操作できる範囲と改善策について
それでも全く片手で使えないというわけではありません。画像の通り、XSでは24個(4×6)とDockエリアに4個のアプリを1画面でセットすることができます。
実際のところ、ストレスなく片手(左手)で操作できる範囲は赤枠の12個と青枠の4個のアプリになるでしょう。個人差はありますが、この範囲によく使うアプリをセットすることで快適に扱う事ができます。
もちろん範囲外のアプリも、持ち手を本体の一番下から少し上(中間のあたり)にスライドさせることで指が届きます。上級テクニックですね。
また、劇的に改善されるものではありませんが、設定のアクセシビリティから簡易アクセスをONにすることで、画面全体を一時的に引き下げる操作も可能です。(ほんの気休め程度の機能だと思ってください)
それでも片手操作でストレスを感じる部分
・コントロールセンターが右上!
SEとXSでは(個人的にはかなり高頻度で使っている)コントロールセンターの位置が 大きく異なります。カメラ、Wi-Fi接続、LEDライト、タイマー(アラーム)、電卓、画面の明るさ調整、画面の回転ロックなど、一日に何回かはアクセスするツールたち。
SEのときは画面の下部を↑方向にスライドすることでコントロールセンターを開くことができましたが、XSは画面右上を↓方向にスライドして開きます。この操作が片手では難しいため、どうしても両手操作になってしまいます。気軽な機能を気楽に使うためのコントロールセンターなので、すごく惜しい仕様です。
・アプリ移動&削除時の完了ボタンがこれまた右上!
任意のアプリを長押しすることで、アプリが揺れ動き、アプリ(アイコン)の移動や削除が可能となります。iPhoneを整理するために、こちらもよく使うのですが、最後の完了を押すときに、どうしても右上は遠く感じてしまいます。
整理する頻度は人それぞれ異なるかと思いますが、一度整理を始めると、頻繁に完了を押すシチュエーションになるため地味にストレスを感じるポイントです。
・アドレス入力欄での検索
こちらは言わずもがな、画面が大きくなった以上仕方ないのですが、ネットサーフィンをするときには画面上部のアドレス入力欄にキーワードを入力して検索することが多々あります。しかしながら片手で上部をタップは難しく、こちらは簡易アクセスによって画面を引き下げてしまうと、キーボードが表示されないため、相性が悪い仕様となっています。
まだ残る懸念
ここまでは主にサイズ感の変化(片手操作ができない)ことをお伝えしてきました。サイズ感やデザインにこだわりがある方にはSE→XSの乗り換えはオススメいたしません。
ホームボタンの廃止/Face ID、カメラのでっぱり、イヤホンジャックの廃止などの懸念についてと、私がXSに乗り換えて良かったと感じたことについては、続きの「その3」にてお伝え致します。