2019-01-01から1年間の記事一覧
人の心理は物理学とは違う。 問題の原因を指摘しても、勇気を奪うだけ。 解決法と可能性に集中すべきなのだ。 アルフレッド・アドラー
失敗や未熟さを指摘してはいけない。 できないからといって取り上げてもいけない。 相手の勇気を奪ってしまうからだ。 自ら困難を克服する機会を奪ってしまうのだ。 アルフレッド・アドラー
ほめてはいけない。 ほめることは「あなたは私よりも下の存在だ」 「どうせあなたにはできっこない」と 相手に伝えることに等しいからだ。 アルフレッド・アドラー
他人の評価に左右されてはならない。 ありのままの自分を受け止め、不完全さを認める勇気を持つことだ。 アルフレッド・アドラー
人は「貢献感」を感じ「自分に価値がある」と思えるときにだけ勇気を持つことができる。 アルフレッド・アドラー
「勇気」とは困難を克服する活力のことだ。 勇気のない人が困難に出会うと、人生のダークサイドへと落ちていってしまうだろう。 アルフレッド・アドラー
アドラー心理学による治療の狙いは、 常に人生の諸問題に直面する個人の勇気を増進することである。 困難を克服する勇気を持て。 アルフレッド・アドラー
理不尽な上司や学校の先生に、むりやり認めてもらう必要はない。 市場価値の高い人間になればいい。 より大きな共同体で考えればいいのだ。 アルフレッド・アドラー
判断に迷った時は、より大きな集団の利益を優先することだ。 自分よりも仲間たち。 仲間たちより社会全体。 そうすれば判断に間違うことはないだろう。 アルフレッド・アドラー
「自分は役立っている」と実感するのに、相手から感謝されることや、ほめられることは不要である。 貢献感は「自己満足」でいいのだ。 アルフレッド・アドラー
「信用」するのではなく「信頼」するのだ。 「信頼」とは裏付けも担保もなく相手を信じること。 裏切られる可能性があっても相手を信じるのである。 アルフレッド・アドラー
自分の不完全さを認め、受け容れなさい。 相手の不完全さを認め、許しなさい。 アルフレッド・アドラー
自分と違う意見を述べる人は、あなたを批判したいのではない。 違いは当然であり、だからこそ意味があるのだ。 アルフレッド・アドラー
苦しみから抜け出す方法はたったひとつ。 他の人を喜ばせることだ。 「自分に何ができるか」を考え、それを実行すればよい。 アルフレッド・アドラー
「よくできたね」とほめるのではない。 「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。 感謝される喜びを体験すれば、自ら進んで貢献を繰り返すだろう。 アルフレッド・アドラー
相手の権利に土足で踏み込んではならない。 権利を尊重し、自分で決めさせるようにすれば、人は、自分を信じ、他人を信じるようになるだろう。 アルフレッド・アドラー
「仕事で敗北しませんでした。働かなかったからです。」 「人間関係で失敗しませんでした。人の輪に入らなかったからです。」 ー彼の人生は完全で、そして最悪だった。 アルフレッド・アドラー
人は居場所がいないとかじると精神をやんだり、アルコールに溺れたりする。 他者に貢献することで居場所を確保すればよい。 アルフレッド・アドラー
自分のことばかり考えてはいないだろうか? 奪う人、支配する人、逃げる人、これらの人は幸せになることができないだろう。 アルフレッド・アドラー
「他者は私を援助してくれる」 「私は他者に貢献できる」 「私は仲間の一員である」 この感覚がすべての困難からあなたを開放するだろう。 アルフレッド・アドラー
誰かが始めなくてはならない。 見返りが一切なくても、誰も認めてくれなくても、「あなたから」始めるのだ。 アルフレッド・アドラー
自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。 受け取るよりも多く、相手に与えること。 幸福になる唯一の道である。 アルフレッド・アドラー
あらゆる困難を取り除く助けとなるような統合的視点が存在するとすれば、それは共同体感覚を発展させるような視点である。 幸せになる唯一の方法は他者への貢献。 アルフレッド・アドラー
人の育て方に迷った時は、自分に質問をするのだ。 「この体験を通じて、相手は何を学ぶだろうか?」と。 そうすれば必ず答えが見つかるだろう。 アルフレッド・アドラー
「この子は言葉を覚えるのが遅いので・・・・・・」 と母親が子供の通訳を買って出る。 すると子供は、自分で話す必要がなくなり、本当に言葉が遅くなるだろう。 アルフレッド・アドラー
罰を与えるのではない。 結末を体験させるのだ。 子供が食事の時間になっても帰ってこなければ、一切叱らずに食事を出さなければよい。 アルフレッド・アドラー
人は失敗を通じてしか学ばない。 失敗を経験させ、自ら「変わろう」と決断するのを見守るのだ。 アルフレッド・アドラー
他人と比較してはいけない。 ほんのわずかでも、できている部分を見つけ、それに気づかせることが重要だ。 アルフレッド・アドラー
問題行動に注目すると人はその問題行動を繰り返す。 叱ることは、悪い習慣を身につけさせる最高のトレーニングなのだ。 アルフレッド・アドラー
間違いをわからせるには、親しみのある話し合いをすればよい。 大切なのは、それができる信頼関係を築くことだ。 アルフレッド・アドラー