MBチャンネル|おしゃれとはどんな状態か?デザインの組合せ編:キーワード文字起こし
ユニクロ研究家MBさんの『MBチャンネル』
世界一分かりやすいファッション講座
「おしゃれとはどんな状態か?デザインの組み合わせ」編について
検索しやすく勉強のためにキーワード文字起こししてお届けします。
本編は下記をご視聴ください。
こんな人にオススメな動画です。
- ファッション初心者
- 全然おしゃれが分からない
- どうやって着こなしたらいいのか知りたい
デザインのお話。
洋服のデザインは色々ある。
- ジャケット
- Tシャツ
- ミリタリーブルゾン
- チェックシャツ
- スニーカー
いろんなものがあるが、普段の日常で使うためにデザインされた洋服は一枚たりとも存在しない。
どういう事かと言うと、我々が普段使う洋服(街で着るカジュアル服)は全て、
他の違う目的のために作られたもの流用であるからである。
例えばカーゴパンツは、もともと軍隊のために作られたもの。
- パンツの両サイドにポケットが付いている。
- 裾に紐が入っていて絞ることができる。
街で使うときに「こういうデザインだからカッコいい」と思って作ったものじゃない。
軍隊のミッションのためにデザインされている。
- 両サイドのポケットは、弾薬などを入れるため
- 紐(絞り)は、移動や戦闘での服のバタつきを抑えるため、コンバットブーツに入れやすくするため
マウンテンパーカも山に登るために必要なものを盛り込んで、あのデザインとなっている。
- ケミカルな色は遭難しないため
- 襟が高いのは、呼吸による体温低下を防ぐために籠るようにしている
スラックスやジャケットはビジネスやパーティ、冠婚葬祭など格式がある場所に着ていくもの。
デニム(ジーンズ)は労働者のためのワークウェアで破れにくい。
スニーカーはトレーニング用、走りやすい履物。
街で着ている洋服は違う目的で作られている。
- 軍用
- 登山用
- 冠婚葬祭用
- 競技教用
これらを混ぜこぜにして着ているのが普段着。
だからバランスが大事。
ひとつのテイストに偏ってはいけない。
混ぜこぜになっているから普段着になる。
全身をミリタリーに合わせてしまうと軍人になり、
全身を登山ウェアにすると登山家になり、オリジナルになってしまう。
街着の定義は「いろんなものを混ぜこぜにしている」こと。
「テイストやデザインを分散させること」が「おしゃれ」になる。