コンセント不要の時代!ワイヤレス充電『空間』の実験に成功【東大】
皆さん、スマホのバッテリー持ちはいかがでしょうか?
スマートフォンってどんどん進化してますが
・バッテリー増量のために本体がサイズアッ
・それでも足りないからモバイルバッテリーを使う
スマートというよりはボリュームアップ!っていう状況になっていて、
どこかしらそれが当たり前になってませんか??
しかし、そんな状況が解消されてしまう
画期的な発明が東京大学でなされました!
ワイヤレス充電『空間』の実現
一見、「普通の部屋かな〜」と思いますがよく見てください。
右下の方。
...お分りいただけただろうか?
そうなんです。
照明はコンセントが挿さっていないのです!
ちなみに左の、充電中のスマホやサーキュレーターもコンセントなしだそうです。
実験結果の概要
実験結果の発表は、
川原 圭博さん(東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻 教授)と、
笹谷 拓也(東京大学 大学院情報理工学系研究科 電子情報学専攻 博士課程2年生)
の2人で行われました。
研究チームは、
マルチモード準静空洞共振器(Multimode QSCR)という送電器構造を考案。
3 m × 3 mの部屋の中、
どこでもワイヤレス充電ができることを実証さしました。
壁や床に送電機構を埋め込むことで
三次元の空間に交流磁界を生成するとのこと。
広範囲に数十ワットも送電できるため、
将来、電池が切れないIoTシステムへの応用が期待されています。
実験動画
手作りなので、
照明もスマホもコイルが剥き出しになってますが
今のバッテリーより省スペースで
あらゆる製品に組み込みが可能ですね!
詳しくは
KAWAHARA LABORATORY (公式サイト)
に掲載されてます。
まずは充電スポット、各家庭へと展開されて
最終はどの建物でも道路でも送電されるようになると
バッテリーという概念がなくなってしまうかも。