2019-04-22から1日間の記事一覧
子供は両親が持っている価値観を無視することができない。 全面服従して受け容れるか全面反抗するのだ。 警察官の子供なのに非行に走ることがあるのは、それが理由である。 アルフレッド・アドラー
身振りや話し方が親に似るのには理由がある。 子供は親を真似ることで親の権力を手に入れようとし、結果として本当に似てくるのだ。 アルフレッド・アドラー
一人っ子は、親の影響を多く受ける。 また、末っ子と違い、きょうだいがいないため、人間関係が不得意な人が多い。 アルフレッド・アドラー
末っ子は甘やかされて育ちがちだ。 そのため、自分では努力せず、無力さをアピールして人にやってもらおうとする「永遠の赤ん坊」になる傾向がある。 アルフレッド・アドラー
中間子は親の愛を独占したことがないため、競争的、攻撃的ですねた人になりがちだ 「自分の人生は自分で切り拓かなくてはならない」と思う傾向にある。 アルフレッド・アドラー
第一子は、初めての子として両親の愛を独占する。 しかし、第二子の誕生と共に突然「王座と特権」を奪われるのだ。 その後、かつての「帝国」を取り戻そうとするだろう。 アルフレッド・アドラー
長男は勉強、次男は運動、末っ子は読書。 きょうだい間で得意分野が異なるのには理由がある。 それぞれが違う分野で認められようとするからだ。 アルフレッド・アドラー
子供にとって家族は「世界そのもの」であり、親から愛されなければ生きてはいけない。 そのため命がけの戦略がそのまま性格の形成につながるのだ。 アルフレッド・アドラー
家族布置を調査すると、その人のライフスタイルがどのように形成されたかが明確になる。 家族こそが世界である。 アルフレッド・アドラー
配偶者を従わせ、教育したいと思い、批判ばかりしているとしたら、その結婚は決してうまくいかないだろう。 アルフレッド・アドラー
「愛の課題」とは異性のつき合いや夫婦関係のことである。 人生で一番困難な課題であるがゆえに、解決できれば深い安らぎが訪れるだろう。 アルフレッド・アドラー
交友や愛の課題における失敗から逃げるために、必要以上に仕事に熱中する人がいる。 そういう人は週末の休日さえ恐れるのだ。 アルフレッド・アドラー
あなたのために他人がいるわけではない。 「◯◯してくれない」という悩みは自分のことしか考えてない何よりの証拠である。 アルフレッド・アドラー
人生には3つの課題がある。 1つ目は「仕事の課題」 2つ目は「交友の課題」 3つ目は「愛の課題」である。 そして後の方になるほど解決は難しくなる。 アルフレッド・アドラー
悩みをゼロにするには、宇宙でたった一人きりになるしかない。 アルフレッド・アドラー
「最近ウツっぽいんです」 「忙しくて休みが取れないんです」 内面の悩みに見える言葉も、すべて対人関係の問題に起因している。 アルフレッド・アドラー
すべての悩みは対人関係の課題である。 専任のような世捨て人さえも、実は他人の目を気にしているのだ。 アルフレッド・アドラー
アドラー心理学では、仕事・交友・愛の3つの問題のいずれかに分類できない人生の問題はない。 あらゆる悩みは対人関係に行き着く。 アルフレッド・アドラー
「怒りっぽい性格の人」など存在しない。 「怒りという感情をしょっちゅう使う人」なのだ。 生まれ変わる必要はない。 感情の使い方を変えればいいだけなのだ。 アルフレッド・アドラー
幸福な人生を歩む人のライフスタイル(=性格)は、必ず「コモンセンス」と一致している。 歪んだ私的倫理に基づく性格では、幸せになることはできないだろう。 アルフレッド・アドラー
ガミガミと叱られ続けた者が暗い性格になるとは限らない。 親の考えを受け入れられるか、親を反面教師にするかは、「自分の意思」で決めるのだから。 アルフレッド・アドラー
使い続けたライフスタイルが支障をきたしても、人はそれを変えようとはしない。 現実をねじ曲げてでも、自分は正しいと思い込むのである。 アルフレッド・アドラー
ピンク色のレンズのメガネをかけている人は世界がピンク色だと勘違いしている。 自分が眼鏡をかけていることに気づいていないのだ。 アルフレッド・アドラー
人はライフスタイルを10歳くらいまでに自分で決めて完成させる。 そして、それを一生使い続けるのだ。 アルフレッド・アドラー
「私は◯◯である」 「世の中の人々は◯◯である」 「私は◯◯であらねばならない」 性格の根っこには、この3つの価値観がある。 アルフレッド・アドラー
ライフスタイル(=性格)とは、人生の設計図であり、人生という舞台の脚本である。 ライフスタイルが変われば、人生はガラリと変わるだろう。 アルフレッド・アドラー
すべての人は、自分自身について、および人生の諸問題についての意見、あるいは自分では理解もしていないし説明もうまくはできないが、自分がいつもしっかりと守っている運動の法則を持って生きている。 アルフレッド・アドラー
怒りなどの感情をコントロールしようとするのは無駄である。 感情は「排泄物」なのだ。 「排泄物」を操作しても何も変わらないだろう。 アルフレッド・アドラー
「無意識にやってしまった・・・」 「理性が欲望に負けて・・・」 とは、自分や相手を欺くための「言い訳」でしかない。 アルフレッド・アドラー
意識と無意識、理性と感情が葛藤する、というのは嘘である。 「わかっているけどできません」とは単に「やりたくない」だけなのだ。 アルフレッド・アドラー